掲載記事の検索
最新記事
長野県土地改良事業団体連合会
閲覧件数
今日 : 4242
昨日 : 202202202
今週 : 615615615
今月 : 1599159915991599
総計 : 199746199746199746199746199746199746

戻る

青鬼(あおに)集落

青 鬼 堰

aoni01.jpg SIZE:755x525(50.1KB)

 青鬼上堰は、万延元年(1860年)〜文久3年(1863年)に4年の歳月をかけて完成されたもので、現在もなお使用されています。
 急な岩盤をノミで削って水路を開削(かいさく)した場所もあり、祖先の偉業を現在に伝えるものとして貴重な存在です。
 青鬼下堰は、小規模ですが、部分的に急な岩盤をくり抜いて造られています。

青 鬼 棚 田
 集落の東側に広がる水田(一部畑)は棚田となっており、平成11年に「日本棚田百選」に認定されました。
 棚田は石垣で築造されており、小規模なうえ形も様々で、青鬼集落の景観を形成する大きな要素となっています。

・青鬼棚田の保全活動はこちらから


青 鬼 神 社
 青鬼神社の創始は大同年間(806年〜809年)と伝えられており、現在の本殿は明治26年に、覆屋は明治中期に建造されたものです。
 祭神はお善鬼様で、岩戸山のお善鬼様の岩屋と深い関係を持っています。
 青鬼神社には、本殿諏訪大社などの社殿及びこれらの覆屋、神楽殿、鳥居、石祠(せきし)などが配置されています。

火揉みの神事
 青鬼神社の祭典時、9月20日の夜に年番の家で行われます。
 神に奉納するために聖なる火をおこし、それを神社の灯明、常夜燈や各家々の神前と灯籠、打ち上げ花火などに使用します。
 火揉み盤にはヒノキ板、火揉み棒には地元ではカズと呼ぶコウゾの乾燥した棒を使用します。

 発火させる方法は、ヒノキ板にコウゾの棒を垂直に立て、両方の手のひらで、力を入れて30分くらい激しく揉み込みます。
 木口から粉灰がこぼれ落ち、過熱するとその粉灰に火の玉状のものができ、煙が立ち昇ります。
 息を吹き込みながら火勢を大きくし、つけ木っぱを添えて炎としローソクに移します。
 白馬村の指定無形文化財で、極めて素朴原初的な伝統を伝える文化遺産です。

主 屋

aoni02.jpg SIZE:365x264(19.7KB)

 現存する中で14棟が茅葺屋根(現在は鉄板被覆)の建物で、平屋の建物と表側に中二階を造る建物もあります。
 正面の軒をせがい造りとし、特に中二階の建物では、屋根の正面をかぶと造りにして、二階の壁面を白壁と化粧貫の意匠で統一しています。
 青鬼集落に現存する建物の多くは江戸時代末期から近代に建てられたもので、最も古いとみられるものは19世紀前期に遡ると推定されています。

石 仏 群(向麻石仏群)

aoni03.jpg SIZE:787x546(49.2KB)

 道祖神、庚申塔(享保10年、万延元年、昭和55年)、大日如来、馬頭観音など27基が並んでいます。
−阿弥陀堂石仏群−
 千部塔(宝暦7年)、庚申塔(宝暦11年、寛政12年、大正9年)など28基が並んでいます。
 阿弥陀堂は戦後に再建されたものですが、内陣は墨書から天明5年(1785年)のものと判り、木鼻の形式に時代的な特色がよく示されています。

環境物件
 青鬼集落には環境物件として、カツラの大樹、ホウノキ、抜け止めのカツラ、スギの大木など年代を経た巨木があり、これらの樹木は集落の周辺に位置し、青鬼の景観の重要な要素となっています。
 桂の清水は、カツラの大樹の根本から清水が湧き出しています。
 昔の人達もこの湧き水に頼ってきたことは間違いなく、現代の青鬼集落においても、この水を飲用水として利用しています。

土 蔵
 土蔵は火災を考慮して、居住部分から少し離れた場所に建てられているものが多く、土蔵の屋根は板葺(現在は鉄板葺)の置屋根形式となっています。
 外回りに柱を立て、貫を5段ほど入れ、ここに藁(わら)を架けて雪囲いとすることが晩秋から冬季に見られる景観の特徴となっています。

<白馬村教育委員会より>



■このサイトに関するご質問及びご意見等は、長野県農政部農地整備課までお寄せください。
農地整備課 Tel 026-235-7239 / Fax 026-233-4069  メール nochi@pref.nagano.jp